【中日】松葉貴大が8年ぶり2度目の完投も、コールド負けでは喜べず
◆JERAセ・リーグ 阪神3―0中日=7回表終了後コンディション不良でコールド=(21日・甲子園) 中日・松葉貴大がプロ2度目の完投を記録した。オリックス時代の16年以来、8年ぶりで、プロ12年目で2度目。 ただ、7回のマウンドに上がろうとしたところで、コンディション不良によるコールドで試合終了。6回5安打3失点で敗戦投手となった。 試合開始が53分遅れるなど、雨が降り続くコンディションにも「割り切っていました」と黙々と投げ続け、5回まで2安打無失点に抑えた。だが、6回2死一、二塁で佐藤輝に先制3ラン。「結果論としては、違う球が良かったのかなとも思うけど」。スライダーを打たれた1球に泣いた。 直後の7回の味方の攻撃が三者凡退。その直後、審判団は試合続行不可能と判断してコールドを宣告した。松葉は「ボクはまだまだいくつもりだった。急に、ゲーム終わり、と言われたら…」と恨めしそうにグラウンドを見つめた。
報知新聞社