大阪桐蔭、大会通算10本塁打 KKコンビPL超え新記録 センバツ
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われている第94回選抜高校野球大会は最終日の31日、決勝で近江(滋賀)と対戦した大阪桐蔭が1大会でのチーム通算本塁打を「10」に伸ばし、38年ぶりに大会新記録を樹立した。準決勝を終えて7本塁打を放っており、決勝で三回に松尾汐恩(3年)が左越え2ラン、田井志門(3年)が中越えソロ、六回に海老根優大(3年)が左越え3ランをそれぞれ放った。従来の大会記録は、第56回大会(1984年)のPL学園(大阪)の「8」で、清原和博(元西武など)、桑田真澄(元巨人など)の「KKコンビ」を擁していた。 【今大会の全ホームランシーンを写真特集で】 大阪桐蔭は準々決勝の市和歌山戦で、伊藤櫂人(3年)が2打席連続本塁打を放つなどチーム1試合最多本塁打の大会タイ記録となる6本塁打をマーク。準決勝の国学院久我山(東京)戦では松尾が左越え2ランを放っていた。【大東祐紀】 ◇決勝戦もライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では、決勝もライブ中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。