30代独身、年収「300万円」です。マッチングアプリの年収欄を「少し多く」記載したらバレますか?
年々注目度を高めてきているマッチングアプリ。 今やパートナーを探す人たちにとっての身近な存在になってきているようです。 マッチングアプリへの登録を検討される人たちにとって、年収欄への記載の仕方は悩ましい問題の一つといえるでしょう。 「少しくらいなら年収を多めに記載してもバレないのでは?」と考える人もいるかもしれません。 本記事では、マッチングアプリを利用している男性の収入事情とともに、実際より年収を多めに記載している人の割合などについてもご紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
マッチングアプリに登録している男性の収入事情は?
株式会社クリプタルが実施した「マッチングアプリへの年収の記載状況に関するアンケート」によると、マッチングアプリを利用している男性の年収で最も多いものが「300万円未満」の29.5%でした。 次いで「400~499万円」が23.1%、「300~399万円」18.8%となっています。 同アンケートの回答者のうち、18歳以上の未成年が0.4%、20代が29.5%となっており、学生を含む若年層が多いことも「年収300万円未満」の割合が多い理由の一つと考えられます。
マッチングアプリで実際より多く年収を記載している人の割合
同調査によると、マッチングアプリに登録する際に本当の年収を記載している人の割合は74.4%ということです。 本当の年収を記載した理由には「後からうそがバレたら困るから」などの意見が見られます。 また「実際より多く記載している」と答えた人が17.1%となっており「年収が多いほうが女性受けがいいと思った」「マッチング率を上げるために少しでもよく見せたい」などの理由を挙げています。 一方で「お金目的の人を除外するため」などの理由から「実際より少なく記載している」という人も8.5%ほどいるようです。
どのくらい多く記載している?
「実際の年収より多く記載している」と答えた人たちがどのくらい多く記載したのかを表1にまとめました。 表1
※株式会社クリプタル「マッチングアプリへの年収の記載状況に関するアンケート」を基に筆者作成 最も多かったのは「100~149万円」の17人ですが、なかには500万円以上多く年収を記載している人もいるようです。
バレないかどうかは分からないが年収を多く記載している人はいる
マッチングアプリに自分の年収を記載する必要がある場合、本当の年収を記載している人の割合は74%程度ということです。 マッチング率を上げることなどを目的に「実際より多く記載している」という人も17%ほどいるようですが、マッチングに成功して交際がスタートしてからうそを書いたことがバレてしまう可能性は十分に考えられるでしょう。 そのことも踏まえたうえで、年収欄にどのように記載すべきか慎重に考えてみることをおすすめします。 出典 株式会社クリプタル マッチングアプリへの年収の記載状況に関するアンケート 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部