<解説>話題のアムロ・レイ専用ディジェとは? モノアイと“ガンダム顔” アムロらしさも
人気アニメ「ガンダム」シリーズに登場するアムロ・レイ専用ディジェのフィギュアが、バンダイスピリッツの「ROBOT魂(Ka signature)」シリーズから「ROBOT魂(Ka signature) <SIDE MS>アムロ・レイ専用ディジェ」として発売されることが話題になっている。カトキハジメさんが監修するブランド「Ka signature」でアムロ・レイカラーのディジェを立体化。ディジェは、「機動戦士Zガンダム」でアムロが搭乗したMS(モビルスーツ)で、劇中ではグリーン系のカラーリングでモノアイタイプだった。フィギュアはオフホワイト、赤系のカラーリングで、“ガンダム顔”のツインカメラアイの頭部も付属する。「Z」のディジェとは何が違うのか? 【写真特集】アムロ専用ディジェ Z系“ガンダム顔”も新鮮 放熱フィンも プレーバリューが高い! フィギュアの写真を一挙公開
◇「Z」のディジェとは何が違う?
ディジェは、「Z」のグリプス戦役期に、反地球連邦組織カラバがリック・ディアスをベースに開発したMSで、パイロットとして復活したアムロが搭乗し、活躍した。背中に羽根のような放熱フィンを備え、武装としてゲルググにようなビーム・ナギナタを装備する。「Z」の放送当時、アムロがジオン系デザインのMSに乗っていることに衝撃を受けた人も多かったようだ。
アニメでは「機動戦士ガンダムNT」にもグレーをベースとしたディジェが登場。マンガ「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」にはシャア専用ディジェ、マンガ「機動戦士ムーンガンダム」にはアムロ・レイが乗るリック・ディジェが登場するなどさまざなバリエーション機も存在する。
フィギュア化されるディジェは、アムロがカラバ時代に乗っていたという設定。カラバ飛行隊18TFASでアムロが搭乗したゼータプラスA1型と同じオフワイト、赤系のデモンストレーションカラーとなっている。
◇2つの頭部と2つの装備
フィギュアは、2つの頭部と2つの装備を備える。おなじみのモノアイの頭部に加え、ゼータ系のフェースのツインカメラアイの頭部が付属し、差し替えることができる。アムロの搭乗機であることから、“ガンダム顔”のツインカメラアイが用意されたという設定だ。ボディーには、アムロのパーソナルマークや所属名のマーキングも施され、“アムロらしい”MSになっている。