『GTOリバイバル』で伝説の教師が復活! 反町隆史「今だからこそ言いたいことを」
八木莉可子「鬼塚先生が鬼塚先生すぎて役づくりが必要なかった」
鬼塚といえば型破りな熱血指導だが、生徒役で向き合った八木は「鬼塚先生が鬼塚先生すぎて、役に入る必要がなかったです。反町さんがアドバイスをくださる姿が鬼塚先生と重なって、良い意味で役づくりが必要なかったです」と自然に作品の世界に入れたとのこと。日向も「反町さん演じる鬼塚先生を見るたびに、本物の鬼塚先生とお芝居しているんだな、自分は生徒になれているかなと思いつつ、対立するシーンではぐっとこらえて演技に集中しました」と切り替えて撮影に臨んだと話した。 八木と日向は1998年版を再放送で観た世代。八木は「塾の先生が大塚先生でGTOっておっしゃっていたくらい、私たちにとって憧れのグレイトティーチャーでした」と影響の大きさを語った。反町と同い年の小手は「反町さんとは何度か共演させていただいていますが、敵対する関係ばかりで、今回は絡むシーンも多くディスカッションの作業が楽しかったです」と共演を喜んだ。前作との違いについて「98年版は生徒宅の壁をぶっ壊したり、今ならコンプライアンスを考えてしまいます。僕は人に厳しく自分に優しいキャラなので、コンプラ目線で鬼塚先生を注意することはあります」とドラマでの関係性に言及した。 学生時代の思い出を聞かれ、反町は「サッカーに明け暮れていました。あの時代は、練習で水を飲むなと言われていたんですが、喉が渇いてトイレの横の水道水を飲んでましたね」と部活男子の一面を明かした。小手は「いろんな部活の助っ人をやっていました。演劇部の助っ人を頼まれて初めて舞台に立ったのがきっかけで役者になりました」、岡崎は「何でも楽しもうと思ってバレンタインや節分も全力で楽しみました。本当に良い時間」と振り返った。八木は「生徒会長なのに根がすっとぼけているところがあって、上履きのままグラウンドに出て行ったり、体操着を裏返しに着て学校に行って頼りない会長でした」と意外な一面をのぞかせた。日向は「中学ではけっこう目立ちたがりだったので、生徒会や行事の実行委員になって目に付く生徒でした」と自己分析していた。 スペシャルドラマ『GTOリバイバル』は4月1日21時よりカンテレ・フジテレビ系で放送される。
石河コウヘイ