休日は“ドラマ漬け”!? 俳優、イ・ジョンソクの知られざる素顔に迫る
Q. 俳優のお仕事をしていて、面白いところと難しいところは?
撮影しているときには全く意図していなかったシーンが話題になったり、思わぬところを視聴者の方々が気に入ってくださったりするのは、いつも本当に面白いと感じています。難しいのは、専門職を演じるとき。その仕事をしたことがないので、役作りに時間をかけます。今まで演じた役だと、『ドクター異邦人』とか『ビッグマウス』は体力的にも精神的にもかなりしんどくて難しい役柄でしたね。
Q. 最近見た映画で印象深かったのは?
ピクサーの『インサイドヘッド』と『ソウルフル・ワールド』がよかったです。『インサイドヘッド』は女の子の頭の中にある5つの感情が、彼女を幸せにするために奮闘する話で、『ソウルフル・ワールド』は生まれる前の世界へ迷い込む話。どちらもアニメーション映画ですが、生き方を学んだ気がします。
Editor’s Note
今回のファッションシュートのテーマであるクワイエット・ラグジュアリーを目線や手のしぐさ、物憂げな表情など、全身で表現してくれたイ・ジョンソクさん。 インタビューでは誰に対してもにこやかで自然体、フラットな姿勢が印象的だったジョンソクさん。通訳を介したインタビューなのに、言語の壁を感じることなく、意思の疎通がスムーズ。コミュニケーション能力がかなり高いのかもしれません。 また、自身を内向的だとおっしゃいますが、人との距離感が日本より近いと言われる韓国では相対的にそう感じるのかも。決して口数が少ないわけではなく、むしろおしゃべりを楽しむタイプにお見受けしました。撮影が終わり、サプライズのバースデーケーキを渡すと「撮影でこんな風にお祝いをしてもらうことがないから驚きました!」とうれしそうな笑顔を見せてくれました。 Photos : YUKI KUMAGAI, CEDRIC DIRADOURIAN Hair Styling : MOON HYUN CHEOL Make-up : LEE BO RYEON Styling : YUUKA MARUYAMA[makiura office], LEE HYE YOUNG, OH JEONG WON Text : AYUMI MACHIDA Cooperation : FRAU INTERNATIONAL ヴァレンティノ インフォメーションデスク ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク プラダ クライアントサービス フェラガモ・ジャパン
Nobuko Hakata