【JJドラマ部】絶対見るべき2024年夏ドラマ完全予想|JJ
政治家役の櫻井翔はハマりすぎ!?
小林:そして、私の3位は『笑うマトリョーシカ』(金曜22時/TBS系)です。 イマ:早見和真の同名小説が原作ですね。 小林:若き政治家・清家一郎(櫻井翔)と有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)の奇妙な関係を暴こうとする新聞記者・道上香苗(水川あさみ)が巻き込まれる政治サスペンスドラマ。いやー、櫻井くんの政治家役、ハマりすぎじゃないですか? イマ:『〇〇占拠』シリーズに比べたら圧倒的に似合ってますね(笑)。ニュースキャスターやってるし、お父さんは元総務事務次官だし、そのうち本当に出馬するんじゃないか的な。 小林:このドラマのキービジュアルで、櫻井くんだけ仮面の下も同じ顔なのも不穏です。あと気になるのは、玉鉄が急に見た目を仕上げてきた(笑)。 イマ:『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(2024年/TBS系)では相当もっさりしてたけど、あれは役作りだったんですね。初回から死んじゃう渡辺いっけい(道上兼髙役)をはじめ、加藤雅也(和田島芳孝役)、国広富之(藤田則永役)などこの手のドラマに欠かせない圧の強いバイプレーヤーたちもいいですね。 小林:渋谷駅で週刊誌の中吊りみたいなでっかいポスターを出してたし、主役の3人は番宣バンバン出てるし、TBSも力を入れてる枠なので期待してます。ところで、マトリョーシカ人形って家にありました? イマ:え? うちにはなかったですよ。 小林:実家に2つくらいあったから、どこの家でもあるもんだと思ってました(笑)。 イマ:それ普通じゃないですよ(笑)。 女性バディものとZ世代教師のドラマに注目 小林:そして、最後5位! 私は『素晴らしき哉、先生!』(日曜22時/ABCテレビ・テレビ朝日系)で、イマイズミさんは『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(土曜21時/日本テレビ系)です。 イマ:『GO HOME』は珍しい女性バディもの。身元のわからない遺体を、わずかな手がかりから死の真相を明らかにして、家族や恋人の元に返すために三田桜(小芝風花)と月本真(大島優子)が奔走するというストーリーです。身元不明相談室っていう部署は本当に実在するんですって。 小林:小芝風花のまっすぐで元気な感じがいまいちピンとこないんですよね…。 イマ:そこがいいんじゃないですか! だてにランチパックのCMを3年もやってませんよ(笑)。明るくコミュ力が高い三田桜とクールで冷静沈着な月本真の役柄は、それぞれ小芝風花と大島優子に合ってると思います。 小林:1話ごとに完結するストーリーだから気楽に観られそう。 イマ:あとSnow Manの阿部亮平くん(手嶋淳之介役)が刑事役で出るんですけど、あんまり連ドラのイメージがないんでこちらも楽しみです。 小林:『素晴らしき哉、先生!』は生田絵梨花推しで観ます。最近だと『こっち向いてよ向井くん』(2023年/日本テレビ系)や『アンメット』が良かったし、ディズニーのコンサートで歌ってる彼女を見たら、ホントに歌が凄くて。 イマ:ピアノも上手だし、もう何でもできちゃう人ですよね。生徒や保護者、同僚などあらゆる人間関係の板挟みになりながら、生徒のために奮闘していく2年目の高校教師・笹岡りおを演じます。りおは「毎日の愚痴をSNSの裏アカに吐き出す」らしいので、良い教師というよりは今どきの若者って感じの役ですね。 小林:彼女の飄々とした雰囲気もその役に合ってるかも。 イマ:生徒役には『95』(2024年/テレビ東京系)の鈴木仁(南田健吾役)、『下剋上球児』(2023年/TBS系)の橘優輝(小村悠馬役)、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(2023年/日本テレビ系)の茅島みずき(沢井谷玲奈役)などフレッシュな顔ぶれが揃ってます。 小林:若手俳優もいいけど、私は柳沢慎吾に注目してます(笑)。 イマ:そこ!? 『だが、情熱はある』(2023年/日本テレビ系)では警官役やってましたけど、連ドラで見るのは1年に1回くらいなので貴重っちゃ、貴重ですが。 小林:そういえば、今クールは記憶喪失ものやタイムリープものが見当たりません。『スカイキャッスル』もそうだけど、『夫の家庭を壊すまで』(月曜23時06分/テレビ東京系)や『どうか私より不幸でいて下さい』(火曜24時24分/日本テレビ系)、『嗤う淑女』(土曜23時40分/東海テレビ・フジテレビ系)などのドロドロ復讐劇が多いですね。 イマ:それにしても『どうか私より不幸でいて下さい』って最高のタイトル(笑)。 小林:今年の夏も暑そうだから、クーラーの効いた部屋で震えながら観るのにピッタリですね。