キャッシュカードをコインロッカーから別のロッカーへ 36歳会社員を再逮捕、カード140枚押収
京都府警捜査4課と伏見署は14日、窃盗や組織犯罪処罰法(犯罪収益隠匿)の疑いで、千葉県市川市の会社員(36)=犯罪収益移転防止法違反の罪で起訴=を再逮捕した。府警は、交流サイト(SNS)でつながり犯罪を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」の一員だったとみて調べている。 【写真】こんなに…押収されたキャッシュカード 府警によると、男は闇バイトに応募し、特殊詐欺事件の被害金が振り込まれる口座のキャッシュカードを、東京都内の駅コインロッカーで受け取り、別のロッカーに移動させる役割を担っていたという。府警は同容疑者の関係先から約140枚のキャッシュカードを押収した。 再逮捕容疑は、氏名不詳者らと共謀し、7月1、2日、区役所職員を名乗って医療費の還付金があると東京都の女性宅(86)に電話し、191万円を指定した口座に振り込ませるなどした疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。