＜ロ・D1＞2回、生還しナインに迎えられる度会（撮影・島崎忠彦）

　◇交流戦　DeNA4－0ロッテ（2024年6月11日　ZOZOマリン） 　DeNAがロッテを4－0で下し、2連勝を飾った。この日、1軍に昇格したドラフト1位・度会隆輝外野手（21）は4打数1安打2打点。復帰初打席でいきなり走者一掃の適時三塁打を放ち、スターぶりを見せつけた。 【画像あり】度会合流の笑顔 　度会は3月29日の広島との開幕戦からリーグ新人初の2戦連発も放ったが、31試合で打率.231、3本塁打、11打点で5月16日に出場選手登録を外れた。イースタン・リーグでは18試合で打率.324、1本塁打、8打点と好調。この日、26日ぶりに1軍へ合流し、5月8日のヤクルト戦（横浜）以来27試合ぶりとなる「9番・右翼」でスタメン出場を果たした。 　2回、8番・井上の右前適時打で先制。続く度会が復帰第1打席へ。井上が盗塁を決め、無死二、三塁とすると、ロッテの先発左腕・小島が投じた高めの直球をフルスイング。いきなり中越えへ適時三塁打を放って追加点を挙げ、三塁上でガッツポーズを決めた。さらに、2番・梶原にもタイムリーが飛び出し、チームはこの回4点をたたき出した。 　第2打席以降は無安打に倒れたが、抜群の存在感だった。 　打線は3回以降無安打に抑えられて追加点がなかったが、先発右腕のジャクソンが7回無失点と好投。2番手・ウィック、3番手・森原とつなぎ、完封リレーでリードを守り切った。ジャクソンは今季3勝目をマークした。 　▼ジャクソン　いい形で得点をとってくれたのですごく投げやすかった。伊藤との共通認識がうまくとれて、ゲームプランをうまく遂行することができた結果。