急死したナワリヌイ氏を追悼 ロシア全土で400人近く拘束
モスクワ、ロシア、2月19日 (AP) ― 北極圏の刑務所で死亡したロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)に追悼の意を表そうとした数百人の市民が2月17日、ロシア各地で拘束された。同国の政治弾圧を監視する団体「OVD-Info」が明らかにした。 16日夜から週末にかけて、ロシアの40余りの都市で数百人が花束やロウソクを手に、追悼のために各地の広場や記念碑の周りに集まったが、400人近くが拘束された。 ロシア連邦刑務所によると、モスクワの北東約1900キロにあるチュメニ州ヤマロ・ネネツ自治管区の流刑地に収監されたいたナワリヌイ氏は16日、散歩をした直後に気分が悪くなり、意識を失ったという。 救急車が到着したが、彼は蘇生できず、死因はまだ「特定中」だという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)