広島・新井監督 「去年の反省を踏まえ『よし、9月行くぞ』となったけど、自分の見積もりが甘かった」【一問一答】
広島・新井貴浩監督(47)が9日、マツダスタジアム内の球団事務所で松田元オーナー(73)にシーズン終了の報告を行い来季も指揮を執ることが正式に決まった。今季は8月まで優勝争いを繰り広げたが、9月に急失速。投打とも勝負どころで力を発揮できなかったことをV逸の要因に挙げ、今秋は心身ともに強い選手を作り上げることに意気込んだ。新井監督の一問一答は以下の通り。 【写真】オーナー報告に向かう新井監督 晴れ晴れとした表情 ◇ ◇ (テレビインタビューで) -正式に来季も指揮を執ることが決まった。 「自分の中で来季に向けては始まっているので、毎日反省と、これから来年に向かってどうしていこうか考えています」 -最終戦後に、チームとしての変化を宣言。 「3年後、5年後、私がいつまでユニホームを着ているか分かりませんが、来年だけじゃなしに、その先の未来のことを考えると変わっていかないといけないと思います」 (ペン囲み) -8月と9月でチームは何が違ったか。 「どうしても得点が少ないので、ロースコアを逃げ切るゲームが続いてきた。去年の反省を踏まえ『よし、9月行くぞ』となったけど、自分の見積もりが甘かった。『行くぞ』と言った時、選手は頑張ろうとしていたんだけど、特に投手陣はいけるような体力が残っていなかったのかなと。それと同時に8月中旬から他球団はウチにエース級の投手をどんどん当ててきたから。そこで得点を挙げることができなかったのもあると思う」