〝82連敗に終止符〟福岡が4年ぶりの勝利!!「もっとやれたはず」監督は悔しさを滲ませ… 無料開放試合での連勝を誓う【ハンドボール・JHL】
◆ゴールデンウルヴス福岡27―23富山ドリームス(27日、熊本県山鹿市総合体育館) 福岡が2019年の日本リーグ昇格後3勝目となる今季初勝利を挙げた。4年ぶりの勝利に選手たちは歓喜の笑顔を見せている。 ■〝82連敗に終止符〟福岡のこれまでの戦績【一覧】 福岡の國分晴貴監督はこの試合のキーマンに元湧永製薬の原健也を挙げ、「強気なプレーで相手に流れを渡さないようにコート上でコントロールしてくれた」と信頼を寄せた。長榮瑠伽について「(この試合)シュート確率100%とチームに勢いをつけた。ここ数試合で急成長している」と評価。「(ゴールキーパーは)3人登録で一人一人が自分の役割を果たして高いセーブ率を維持した」と振り返った。 4年ぶりの勝利について「これまで僅差の試合は多数あったが、どうしても自力差で勝ちきれないことが多かった。毎度、『もっとやれたはず…』と悔やんでいた」と心境を明かした。「チームとしても個人としてもレベルが少しずつ上がってきている。特に今季加入の新人たちによって大きく底上げされている」と語った。 久しぶりの勝利も國分監督は真剣な表情を崩さず、「コートの中で選手がいち早くチャンスと危険のにおいを嗅ぎつけることができればまだまだ上を目指せる」と〝狼たちの嗅覚〟に期待を寄せ、「その中で再現性のあるプレーを追い求めることが成長の鍵」と更なる飛躍を見据えた。 「5月6日に琉球コラソンとの試合を無料開放するので1人でも多くの方に足を運んでもらい、連勝をお届けしたい。ぜひとも応援よろしくお願いします」と語った。 ゴールデンウルヴス福岡はスポーツと農業の兼業でチーム運営をしており、2019年に福岡県から初めて日本ハンドボールリーグへ参入した。 <試合情報> ゴールデンウルヴス福岡vs琉球コラソン 5月6日午後3時~(福岡市民体育館) ※入場無料
西日本新聞社