二度寝が大好きな私が、毎日同じ時間に起きる努力をしてみた!
ジャーナリストのガブリエル・カッセルは自称フィットな健康オタク。でも彼女の睡眠ルーティンはバラバラで、決してヘルシーなものとは言えない。そんな彼女が2週間、毎朝同じ時間に起きてみようとした結果をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。 【写真】医師が解説!1日を元気に過ごすための朝の習慣 私は健康なライフスタイルを送るのにかなりストイックな方。でも、私の睡眠習慣はグウィネス・パルトロウやジェニファー・アニストンのそれとかけ離れすぎている。 その証拠に私の睡眠スケジュールを紹介しよう。平日は夜11時30分から12時15分の間に寝て、火・木は早朝にヒップホップヨガのクラスがあるので朝6時30分に起きる。月・水・金は朝8時半まで延々とスヌーズ。週末は余裕で12時間くらい寝る。 起きたら起きたで冷蔵庫まで這っていき、メイソンジャーにアイスコーヒーをたっぷり注ぎ、パソコンを持ってベッドに戻り、2~3時間仕事をしてからようやく正式にベッドを出て顔を洗い、朝食を作る。 この朝のルーティンを改善しようとしたことはあるけれど、スヌーズボタンを押すのは私の趣味みたいなものなので、成功した試しがない。 だから「2週間、毎朝同じ時間に起きてみなさい」と編集長に言われたときは、朝のルーティンを見直して、スヌーズボタンに別れを告げる絶好のチャンスだと思った。
基本的なルール
幸か不幸か、私には早起きをしなければならない理由(子育て、早朝出勤、猫やパートナーなど)が1つもない。でも、睡眠習慣の改善に弾みをつけたかった私は、まず睡眠のスペシャリストに相談を持ちかけた。 米マーサ・ジェファーソン病院付属睡眠医学センターのメディカルディレクターで著書に『The Sleep Solution』を持つクリス・ウィンター医学博士によると、毎日起きる時間が同じで毎日ちゃんと睡眠が取れていれば、何時に起きるかは関係ないそうなので、私は朝7時20分を起床時間に設定した。これなら平日の朝に少しだけゆとりができるし、火・木は(いつもより1時間遅い)朝8時スタートのヴィンヤサヨガのクラスに行ける。 また、目覚めを良くしてスヌーズボタンと決別するコツをウィンター博士に聞いたところ、毎日同じ時間にベッドに入り、朝は瞑想と運動をするといいとのことだったので、私は自分なりにいくつかのルールを決めた。 まず、夜更かしをしないこと。当たり前かもしれないけれど、決まった時間に起きたいのなら決まった時間に寝なきゃダメ。私は1日7~8時間寝たいので、夜11時半から12時を就寝時間に設定した。 私には目覚ましを止めてすぐベッドから出るためのルーティンも必要だろうということで、ウィンター博士が作ってくれた新しいルーティンには、朝起きてから1時間以内のウォーキングが含まれていた(逆にベッドの中で記事を書き、インスタを見てメールを返し、電話に出る日々とはオサラバ)。早朝に汗を流すと、その日1日をバランスよく、アクティブに過ごせることは科学的にも証明されている。 例えば、スポーツ医学専門誌『Medicine and Science in Sports and Exercise』に掲載された論文によると、朝のエクササイズをしたあとは、食べ物の写真に対する女性の脳の反応が弱まった(あまり食欲をそそられなかった)だけでなく、その日1日の活動量も増加した。いまでも私は1日に2~3時間の運動をしているけれど、朝から体を動かすのは本当に悪くない。 スケジュールが決まったところで、私はチャレンジ本番に乗り出した。