ボローニャで活躍するザークツィー(C)Getty Images

ボローニャのオランダ人FWジョシュア・ザークツィーにマンチェスター・ユナイテッドが興味を示しているようだ。 ドイツ『シュポルト1』が伝えたところによると、ボローニャで活躍するザークツィーに対して攻撃陣の補強を望むマンチェスター・Uが関心を寄せている。当初、同クラブはセール・ギラシに強い関心を寄せていたものの、すでに興味を失っており、ターゲットをザークツィーに変更する可能性がある。 しかし、現在好調を続けるザークツィーの移籍金は3000-4000万ユーロ（約47-63億円）程度まで上昇する見込み。さらに、前保有元のバイエルン・ミュンヘンには買戻しオプションがあり、また将来的な売却額の50％を手にする権利も有している。バイエルンには攻撃陣の補強の必要性はなく、買戻しオプションを行使する可能性は低い。そのため、ボローニャと結託して高額な移籍金を設定する可能性があり、マンチェスター・Uにとって難しい状況になりそうだ。 バイエルンの下部組織出身のザークツィーは、期限付きで加入したアンデルレヒトで大ブレイク。その後、2022年夏にボローニャに850万ユーロ（約13億円）で移籍した。そして今シーズン、チアゴ・モッタ監督の下でここまでセリエA4位と大躍進するチームの中でザークツィーはチームトップとなる公式戦8ゴールをマークする活躍を残している。