高知県内の10代の女性が「簡単にお金を稼ぐことができる」という内容の投稿画面に従い携帯の操作を行った結果、70万円をだまし取られました。 9月、安芸郡に住む介護士の10代女性は携帯電話の動画アプリを閲覧中「副業で簡単にお金を稼ぐことができる」などという投稿が表示されアカウントを登録。その後、指示に従い動画をスクリーンショットして報告し報酬を受け取りました。 作業を繰り返していたところ「現金を振り込めば30%～40%の報酬が受け取れる」などとより高報酬を得るうたい文句が表示されたため指定された口座に繰り返し送金。しかしその後「操作ミスやタイムアウトのため修正費用や手数料が必要」と表示されたため、女性は高報酬を受け取ろうとその後も複数回にわたり費用などを送金。5日間で合わせて70万円をだまし取られました。 また、高知市の無職の50代男性は今年7月「デートクラブに入会すれば女性とデートでき、その女性からお金をもらうこともできる」などという電話にだまされ、入会金として総額54万円を指定口座に振り込みました。 その後、電話の主と連絡が取れなくなったことからだまされていることに気づき警察に通報。 県内ではこうした特殊詐欺が今年に入って40件起きていて、被害総額は1億7700万円あまりにのぼっています。