シェルトン、ビッグサーバーのオペルカに苦戦も逆転勝ちで2回戦へ。大会連覇に「プレッシャーはない」[木下グループジャパンOP]【テニス】
シェルトン、同胞のオペルカに逆転勝ちし2回戦へ
「木下グループジャパン・オープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)シングルス1回戦が9月26日に行われ、昨年覇者のベン・シェルトン(アメリカ/世界ランク17位)は、ライリー・オペルカ(アメリカ/同307位)を3-6、6-1、6-4の逆転で破り、2回戦進出を果たした。 【動画】前年覇者のシェルトンが逆転勝ちで2回戦へ マッチハイライト 21歳のシェルトンは、昨年大会で5試合中3試合で逆転勝ちを収めるなど、タフな戦いを制してうれしいツアー初優勝。連覇を狙う今大会は、「レーバーカップ」(ドイツ・ベルリン)でカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)に4-6、4-6、ダニール・メドベデフ(同5位)に6-7(6)、7-5、[10-7]と2試合戦い迎えた。 相手は同胞のオペルカ。股関節や手首の手術を受けて、2022年9月以降はツアーから離れていたが、今年7月に復帰。今大会はプロテクトランキングを使用しての出場となった。 今年8月のATPマスターズ1000シンシナティでの初対戦では、互いにサービスゲームを落とさずに、タイブレークでセットを連取したシェルトンに軍配が上がっている。 2日前に日本に到着したというシェルトン。25日に予定されていたダブルスで、プレーの感覚を掴もうとしていたようだが雨のためキャンセルに。その影響もあってか、この日の試合では第1セットではミスを連発し3-6で落としてしまう。 しかし、「試合中、調子が上がってきたんだ」というように尻上がりにプレーの質を高めて、第2セット以降はブレークを許さず。第2セットを6-1で奪い返すと、最終セットでは5-4で訪れた最初のマッチポイントをものにした。 シェルトンにとって大会連覇がかかるというのは初めてのこと。それでも「プレッシャーはないよ。1月から11月末までを1年とすれば、この時期は調子よくプレーできるんだ。だから自信もある」と述べ、「2回戦が楽しみだ」とした。 次戦でマリアノ・ナボーネ(アルゼンチン/同40位)との初対戦を迎える。
Tennis Classic 編集部
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