イチロー氏「どっちかだと、どっちかの話しか…」会長付特別補佐兼インストラクターのロッカーの場所は…
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が22日放送のMBS/TBS系のドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演。肩書きに込められた思いを語った。 【写真あり】「KOBE CHIBEN」でプレーするイチロー氏の勇姿を見守る弓子夫人 引退から5年がたち、今年10月には代名詞である背番号51と並ぶ51歳を迎えたイチロー氏。現在は「会長付特別補佐兼インストラクター」という特別な肩書きを持っている。 だからこそ、ロッカーの場所も選手、指導者とも違う「バッドボーイ、ボールボーイ彼らの場所なんです」といい「用意してくれるんだけど、僕その空気あまり得意じゃなくて…。コーチとかスタッフのロッカーの中にいると、そっちに寄っていきそうで怖いのもあって、ここ、すごい良い場所なんです」と理由を明かした。 マリナーズの本拠T―モバイル・パークのグラウンドはいつも一番乗りで、選手が打撃練習を始めると外野で球拾い。自ら志願しグラウンドを走り回っている。「これが運動量として一番多い。長いと1時間やってるから、どれぐらい飛んでくるかによるけど面白いよ。良いトレーニング」と爽やかに汗をぬぐった。 そして「僕が好きなのは選手側でもあるし、監督、コーチ側でもある。両方からいろんな話を聞けるので、その立場が結構面白い。どっちかだと、どっちかの話しか入ってこない」と選手とも指導者とも違う「会長付特別補佐兼インストラクター」という唯一無二な肩書きについて語った。