合格祈願のすべらサンド あいの風とやま鉄道、高岡関野神社で作成
受験シーズンに向け、あいの風とやま鉄道(富山市)は19日、高岡市の高岡関野神社で合格祈願のお守り「すべらサンド」を作成した。 同社は受験生を応援するため、列車走行の際にスリップを防ぐための砂を、「すべらさんぞ」の思いを込めてお守りにしている。毎年、駅で受験生に配布している。 山田隆芳宮司が合格祈願の神事を営んだあと、社員4人がおはらいを受けた砂を袋に入れ、お守りを仕上げた。 すべらサンドは1月9日、富山、高岡、小杉、石動、滑川、魚津、黒部、入善、泊の各駅で計1800個を配布する。高岡駅員の大橋由萌(ゆめ)さん(24)は「受験生が行きたい大学に行けるよう、実力を発揮してほしい」と話した。