15歳・張本美和ヒヤリ…床で足滑り動揺「ビックリした」Tリーグ決勝で中国選手に苦杯「滑らなかったらチャンスあったかも」
「卓球・ノジマTリーグ」(24日、代々木第二体育館) 女子プレーオフ決勝が行われ、レギュラーシーズン2位の日本生命が同1位の神奈川を3-0で破り、2季ぶり5度目の優勝を果たした。第1試合のダブルスで、笹尾明日香&麻生麗名組が元世界1位の長崎美柚&木原美悠組から殊勲の勝利で先勝すると、第2試合は孫銘陽(中国)がパリ五輪代表の15歳・張本美和を撃破。第3試合はエースの早田ひな(23)が、平野美宇(23)とのパリ五輪代表対決を制した。 日本代表がそろうスター軍団の神奈川は1勝もできず、まさかの完敗に終わった。15歳の張本は、元中国代表の難敵に健闘したものの1-3で屈し「チャレンジャーとして臨んだが、有利な展開にできなかった。自分の実力不足」と反省が口をついた。 試合中の勝負所では、床のマットで足を滑らせて失点する場面もあった。「わざと滑ったわけではないです」と笑いを誘いつつ、周囲もヒヤリとしたシーンとあって「あの1球がすごく滑ってしまって、(脚が)痛いとかはないが、ビックリした」と動揺したことを告白。「あの1本が滑らずに(得点が)入っていたら(挽回できる)チャンスがあったかもしれないと考えたり…。試合の後は(脚に)少し違和感があったが、(負けてしまい)残念です」と肩を落とした。