【智弁学園－中京大中京】延長タイブレーク十回裏中京大中京無死満塁、西村のインフィールドフライの間に前田が生還（捕手・田上）＝阪神甲子園球場で2020年8月12日、藤井達也撮影

　◇2020年甲子園高校野球交流試合　○中京大中京4-3智弁学園●(12日・甲子園) 【智弁学園VS中京大中京　熱戦の様子を写真特集で】 　先発は、智弁学園が球のキレが持ち味の左腕・西村、中京大中京が最速150キロ超右腕・高橋。 　中京大中京は一回裏、先頭打者・西村がセンター越えの2ベースヒット。さらに悪送球で三塁まで進んだ。続く2番・中嶌の打席で智弁学園・西村が暴投し、先制のホームを踏んだ。さらに、5番・吉田、6番・南谷の連続タイムリーも飛び出し、初回から3点をリードする展開となった。 　智弁学園は四回表、中京大中京・高橋の連続死球と、山下のセンターへのヒットで1死満塁に。続く浦谷が四球を選び、押し出しで1点。さらに西村の2点タイムリーヒットで、一気に同点に追いついた。 　その後、制球がさえる両先発は相譲らず。追加点を許さないまま終盤へ入った。 　中京大中京・高橋は九回にこの試合最速の153キロをマーク。両チームとも堅い守りでピンチをしのぎ、今大会初の延長に入った。延長十回からタイブレーク制が導入される。 　延長十回は無死一、二塁からスタート。2番・白石から迎えた智弁学園打線は振るわず無得点。中京大中京はその裏、相手先発・西村のエラーで無死満塁のとなり打席は1番・西村。インフィールドフライをセカンドが落球。この間に三塁ランナーが生還しサヨナラ。熱戦に終止符を打った。 　◇全16試合をライブ中継 　ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。