【過剰人気馬を斬る!】土曜は京都8Rと新潟10Rが怪しい… 玉石混交の若駒戦はレースレベルの見極めが重要
日曜午前のユーチューブ生配信や、運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します!
【土曜京都8R・紫菊賞】
12時15分現在、ワンモアスマイルが単勝2・4倍で1番人気。前走の野路菊S(中京芝2000メートル)で3着に入っているが、ドスローのなか、先頭を走っていた利が大きかった。そもそも5頭立ての3着だし、ラップタイムなどを見ても、至って平凡な結果である。今回、自己条件の1勝クラスでも上位の力があるとは言いがたい。 勝ち上がり直後でもビップデイジー(3番人気3・4倍)、バルティカ(4番人気7・1倍)の2頭がハッキリと上に映る。
【土曜新潟10R・粟島特別】
12時17分現在、コスモレオナルドが単勝4・4倍で1番人気。3走連続で2着に入っており、現級突破の力は十分にある。ただ、今回も相手が悪すぎる。 ジャスティンガルフ(4番人気5・8倍)は雨馬場に泣かされてきたが、このクラスにいるような馬ではない。高速馬場でやれそうな今回はチャンス大。未勝利馬のリュケイオン(2番人気4・9倍)も力的にはここでも上位。
岡本 将孝