プレミア《22戦で15ゴール》は本物の証か 192cmのサイズで足下の技術も柔らかいイサクが見せる可能性
前節のエヴァートン戦でも見事なゴールを決めた
結果は1-1のドローに終わったが、2日に行われたプレミアリーグ第31節のエヴァートン戦で見事なゴールを決めたのがニューカッスルFWアレクサンデル・イサクだ。 前半15分、味方のパスに抜け出したイサクはペナルティエリアへ侵入すると、イングランド代表にも選ばれるなど売り出し中の21歳DFジャラッド・ブランスウェイトをドリブルで振り切り、右足でシュートを流し込んで先制点を挙げた。 イサクはこれで今季リーグ戦15ゴール目。データサイト『WhoScored』はイサクの特長が詰まったゴールだったと絶賛しており、その得点力は現在プレミアリーグでプレイするFWの中でもトップクラスと言える。 イサクは192cmのサイズに加え、ブランスウェイトを振り切った時のように足下のテクニックも非常に柔らかい。1対1を制するだけの突破力を備えており、同サイトも0からシュートチャンスを作り出せるところが魅力と称える。 残念なのは何度か怪我で離脱したことで、昨季もイサクはリーグ戦22試合の出場に留まった。今季もこのエヴァートン戦が22試合目の出場だったのだが、それで15ゴールは見事な成績だろう。昨季は22試合で10ゴールだったため、それを上回ったことになる。 リーグ戦も大詰めを迎えているが、20ゴールに届くだろうか。24歳と若いこともあり、同サイトは今夏にも大人気銘柄になるかもしれないとイサクの動きを注視している。サイズがあって上手いストライカーとして評価を高めるイサクはビッグクラブにふさわしい選手ではないだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部