驚異的な活躍を続けているルカ・ドンチッチ［写真］＝GettyImages

　3月6日（現地5日）、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、NBA史上3人目となる4試合連続の30得点以上を含むトリプルダブルを記録した。 　過去3試合で30得点、37得点、38得点をマークしながらトリプルダブルを記録していたドンチッチは、この日ホームで行われたインディアナ・ペイサーズ戦に先発出場。第2クォーター開始早々にステップバックの3ポイントを決めて2ケタ得点に乗せると、順調にスコアを伸ばしながら、第4クォーターにアシストとリバウンドでも2ケタ10本に到達。43分の出場で39得点10リバウンド11アシストをマークした。 　過去に4試合連続で30得点以上を含むトリプルダブルを達成した選手は、5試合連続のラッセル・ウェストブルック（2017年）、4試合連続のオスカー・ロバートソン（1961年）の2人のみで、ドンチッチはNBA史上3人目の達成者になったという。 　今シーズンのドンチッチは、ここまで62試合中54試合に出場し、リーグトップの1試合平均34.6得点、同3位の9.8アシスト、同18位の9.0リバウンドの好成績をマーク。この日も含めて14度のトリプルダブルをマークしており、そのうち40得点以上を2度、30得点以上を12度も記録。2月度は月間トリプルダブルに迫る平均33.4得点、9.6リバウンド、10.3アシストという驚異的なスタッツを残し、月間MVPにも選出された。 　しかし、この日のマーベリックスは120－137で敗れ3連敗。ドンチッチのトリプルダブルが継続している直近4試合は1勝3敗と負け越しており、大黒柱の活躍がチームの勝利につながっていないことが気がかりだ。8日9時30分ティップオフの次戦マイアミ・ヒート戦では、ウェストブルックに並ぶ5戦連続30得点以上を含むトリプルダブル、そしてチームの連敗ストップに期待がかかる。