テレ朝系25年1月4日「暴れん坊将軍」が17年ぶり復活! 松平健「ずっと復活を熱望していた」 20代の頃と変わらぬ凛々しさ、令和も暴れる
俳優、松平健(71)の代表作「暴れん坊将軍」が17年ぶりに復活することが28日、分かった。「新・暴れん坊将軍」として、テレビ朝日系で来年1月4日午後9時から放送。時代劇ファンにはおなじみの白馬に乗って波打ち際を疾走する凛々しき将軍・吉宗の雄姿も、もちろん健在。20代から70代まで約半世紀にわたって〝上様〟を演じる松平は「ずっと復活を熱望していた」と喜んでいる。 【場面カット】1983~87年に放送された「暴れん坊将軍Ⅱ」。松平は当時29歳~30代だ 28日に71歳の誕生日を迎えた松平が節目の芸能生活50周年に当たり役でお茶の間に帰ってくる。 〝名君〟八代将軍・徳川吉宗が、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称〝新さん〟として庶民の暮らしにまぎれながら江戸にはびこるさまざまな悪を討つ痛快時代劇シリーズ「暴れん坊将軍」。 1978年~2003年に12シリーズが放送され、スペシャル(03、04、08年)も合わせた放送回数は832回。同じ俳優が演じた単一ドラマとしては大川橋蔵さん主演「銭形平次」の888回に次ぐ長寿番組だ。 「『暴れん坊将軍』、そして吉宗は私の芸能生活とともに生き、〝俳優・松平健〟を育ててくれた、とても大切な存在。だからこそ、今回のオファーはこの上なくうれしかったですね。ずっと復活を熱望していたので、実現することができて本当に感激しています」 23歳で吉宗役に抜てきされ、20代から70代まで約半世紀にわたって〝上様〟を演じ続けることになった喜びを語る松平。 今回は、吉宗の治世となってから20有余年を経た江戸の町が舞台。オリジナルシリーズでは若き将軍だった吉宗も還暦を控え、3人の息子から誰を次期将軍に選ぶかの〝世継ぎ問題〟に直面しながらも、享保の大飢饉が引き金となった不況下の城下町で起こる陰謀渦巻く難事件に挑む。 このほど京都東映撮影所でクランクイン。松平は「いざ演じてみたら全くブランクを感じることなく、すんなり入ることができました。気持ちとしてはシリーズ当時のまま、あまり変わっていないからでしょうか…。自分でもそこは少し不思議な感覚でした」と明かす。 「暴れん坊将軍」といえば、白馬に乗って波打ち際を疾走するオープニングで知られるが、このほど公開された白馬にまたがる将軍・吉宗の最新ビジュアルの凛々しさは20代のまま。吉宗の決めぜりふ「余の顔を見忘れたか」「成敗!」は今回も登場するのか。見どころは尽きない。