【FC東京】松木玖生、無得点での敗戦に「うまくチャンスつくることができずに終わってしまった」唇かむ
◇30日 J1第20節 FC東京0―1福岡(味の素スタジアム) FC東京の連勝が2でストップした。5戦ぶりの手痛い敗戦に、MF松木玖生は「1つのチャンスを相手に決められてしまった」。後半21分に一瞬の隙を突かれて福岡のMF重見に失点を許したが、「自分たちもうまくチャンスつくることができずにそのまま終わってしまったので悔しい試合だった」と唇をかんだ。 この日はトップ下で先発出場。前半18分にはFWディエゴオリベイラが落としたボールを左足で振り抜いた。シュートはゴール右にそれたが、序盤から積極的な姿勢を貫いた。しかし、ゴールは遠かった。 「毎試合得点は狙っているし、自分以外の選手も特に攻撃陣が最近得点を取れていない。結構最終ラインの選手が取ったりしているので。自分も含めてですけど、しっかり練習から集中してやっていきたい」。最後まで福岡の堅守を打ち破ることはできず、試合終了の笛が鳴るとスタジアムにはブーイング。当然、試合後の松木は反省の弁が口をついた。 この試合がパリ五輪メンバー発表前最後のゲームとなった。「自分で決めるわけではないので、選ばれるか選ばれないかをしっかりと待ちたいと思う」。メンバー発表当日の7月3日、吉報が届くことを待っている。
中日スポーツ