Hitomiさん

12月9日（土）にTFTホールで行われたサマー・スタイル・アワード（以下、サマスタ）決勝大会のドレス部門、翌10日（日）のサマスタNOVICE (AMATEUR FINAL)のノービスビューティーフィットネス（トール）部門でそれぞれ優勝し、2部門で日本一に輝いたHitomi（ひとみ／31）さん。夫から「お尻垂れているよ」と言われたことがきっかけで筋トレを始めたママトレーニーが子育てをしながらコンテストに挑戦することになった。決勝大会に向けてはシングルマザーで育ててくれた母への想いがあった。 【写真】Hitomiさんのエレガントなモノキニビキニ姿！バックポーズあり

昨年、お風呂上りに夫から「お尻垂れているよ」と何気なく言われたことで「トレーニングして見返してやる」と自宅トレを始め、横浜大会でドレス部門優勝、決勝大会のドレス部門で日本一、NOVICE大会のビューティーフィットネスモデル部門で優勝したHitomiさんはこの2つの大会には特別な想いで臨んだという。 「初めてお母さんが応援に来てくれました。ずっと来るのを嫌がっていたんですけど、今回は無理やり連れてきたので、何としても目の前で1位を獲りたかったのでうれしかったです」 Hitomiさんは母子家庭で、お母さんにずっと迷惑をかけてきたと振り返る。 「学生時代はシングルマザーで大変だったお母さんが面倒をみてくれても、反抗ばかりしてきました。社会人になってからも特に恩返しという恩返しができていなかったので、日本一になれたというのはそういった面で何か恩返しできたような気がしています。母は照れくさそうにしていました」 優勝が決まった瞬間、涙を流したHitomiさん。お母さんへの想いとともに辛かった日々が頭の中を駆け巡ったという。 「横浜大会から日本大会までの道のりはとても辛かったです。自分の好きな時間とお金を使うということは、少なからず旦那や息子にも迷惑がかかることなので、何が何でも結果を出したくて頑張りました。だから1位を獲れて本当によかったです」 NOVICE大会のビューティーフィットネスモデルでプロカードを獲得し、続くプロ戦では9位とプロ初戦でしっかりと足跡を残したHitomiさん。 「初のプロ戦、とても感慨深いです。これからは、もう一度自分を見直し分析して新たな自分を見つけ出せる時間にしたいです。ほやほやの新米PROのHitomiをどうぞよろしくお願いいたします」