ジェニファー・ロペス、過去の恋人から虐待を受けていたことを明かす 新ドキュメンタリーで告白
2月16日にニューアルバム『This Is Me... Now』をリリースしたジェニファー・ロペス。今回のアルバムはこの収録曲を使ったミュージカル映画『This Is Me...Now: A Love Story』とドキュメンタリー『The Greatest Love Story Never Told』を併せてリリース、3作品を通してジェニファーとベン・アフレックの個人的な愛の物語を描き出すという壮大なプロジェクトになっている。 【写真】ジェニファー・ロペスのアイコニックな歴代ファッション・クロニクル
最後を飾るドキュメンタリー『The Greatest Love Story Never Told』が2月27日にAmazonプライムビデオでリリースされた。その中でジェニファーが過去に男性から受けた虐待について語っていることが注目を集めている。
ジェニファー曰く「私の人生には『愛している』と言っておきながら、愛という言葉にはそぐわないことをする人がいた」「とても不快でつらい状況に陥り、最後には『もうこれ以上は耐えられない』と思うようなどん底に落ちなくてはならなかった」と語っている。
この関係に苦しんだジェニファーはセラピーを受けたという。あるセラピストから「自分の娘が虐待されていたらどう対処する?」と聞かれたときのことを回想している。「(どうするかは)明確だった。娘にはここから出ていき、2度と振り返るなと言っただろう。でも私にとっては非常に曇っていて複雑な状況だった。霧の中を見ているようだった」。他の人に同じことが起きていれば冷静に考えられるのに、自分の状況だと客観的な判断が下せないことはよくあること。ジェニファーも同じ状態だったという。
ジェニファーは「振り回されたり手荒く扱われたりするのは楽しいことではない。つまり私は殴られるような関係にはなかった。ありがたいことに」「乱暴で無礼な関係だった」とコメント。身体的な虐待ではなく精神的な虐待、言葉による暴力を受けていたことを示唆している。相手の名前は明らかにしていない。
ちなみにこのドキュメンタリーにはベンも出演、ジェニファーとの婚約や結婚について語っている。ベンはジェニファーと復縁したとき、SNSで2人の関係を披露するのは望まないと彼女に言ったという。「でもそれはフェアなことではないと気がついたんだ。船長と結婚しようとしているのに『僕は水が嫌いだ』と言っているようなものだ」。SNSを駆使して活動しているジェニファーにSNSを禁じることの理不尽さに気がついたもよう。ベン曰く「2人とも妥協を学ばなくてはならないと気がついた」。まさにこの「妥協の必要性」こそ最初の破局から18年の月日の間に2人が学んだことなのかも。