「その機能を維持していく」青い森鉄道 国の補助率かさ上げへ手続き
RAB青森放送
県は青い森鉄道の老朽化対策の財源として、国の補助率をかさ上げする手続きを進めます。 第三セクターの青い森鉄道について、県は輸送サービスの維持が困難な地方路線などを支援する国の制度「鉄道事業再構築実施計画」の認定をめざしています。 認定されれば、車両の延命化や鉄道施設の整備に対して、国の補助金の補助率が来年度から10年間現在の3分の1から2分の1にかさ上げされます。 認定には県地域公共交通計画の改正が必要になりますが、昨日青森市で開かれた県内の交通関係者でつくる協議会で了承されました。 ★県鉄道対策課 菊池礼仁課長 「JRの在来線を含めローカル鉄道の維持は非常に厳しい状況が続いています 一方で、県民の暮らしを守る広域移動を確保するために、その機能を維持していくのは非常に大事なものだと県としては考えております」 県は今後地域公共交通計画を改正し、国に実施計画の認定を申請します。