【別府競輪(モーニング)FⅡ】「メンタル弱い」中嶋樹が得意パターンのカマシ逃げ1着で明るい兆し
<7日・別府競輪・2日目> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 モーニング1Rは中嶋樹が鐘3角過ぎからロングスパート。番手で追走した点数上位の高野輝彰を振り切って7月向日町(7、1、7着)以来の白星を手にした。 明るい兆しが見えた一撃だった。「自分が一番得意にしているパターン」というカマシ先行で3カ月半ぶりの1着。戦法の幅を広げようとした取り組みがうまくいかない中、腰痛も発症して今期成績は68.58点(前検日時点)までダウンした。次第に空元気すら出なくなっていたが、久々の勝利で「いいイメージが戻ってきた」とにっこり。「脚は変わっていなかったのにメンタルが弱くて…。ずっとモヤモヤしていたけど、これをきっかけに頑張りたい」と前を向いていた。▼最終日6Rは、予選で敗れた丸林駿太が相手で「真っ向勝負します!」ときっぱり。4=3―57。 ▼4R(舟元権造)この一走で今期の最低出走本数の24回に到達。あっせん停止期間に磨いた脚は上々で「先手から自在に」浮上する。4―1=257、5―1=37。