午前0時に開店している不思議なパン屋さん…読むと思わずほっこり心温まる物語に「こんなパン屋があったら泣いてしまうな」「素敵なお話」の声【作者インタビュー】
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、イラストレーターの526(こじろー)さんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「午前0時のパン屋さん」だ。今作は、12月9日時点で7000以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者の526さんに制作の背景を伺った。 【漫画】深夜に開店しているパン屋に足を運ぶと…さまざまな考察ができるストーリーに「絵柄も作品も温かくて素敵」と反響 ■会社帰り、ふと見つけた深夜に開いているパン屋 午前0時、ある会社員が仕事帰りに歩いていると、1軒のパン屋を見つける。 覗くと美味しそうなパンが並んでいた。お腹もすいていた会社員は中に入ることに。 そこには子どもや赤ちゃん連れのお母さんなど、さまざまな客が来店していた。 そんな中でピザトーストを頬張る会社員。美味しさに満たされていると、目が覚めたら朝だった。 朝急いで昨夜に訪れたパン屋に足を運ぶ。するとそこには…!? 実際に漫画を読んだ人達からは「こんなパン屋があったら泣いてしまうな」「素敵なお話」「絵柄も作品も温かくて素敵」「行ってみたい」と、いった声があがっている。 今回は、作者・526さんに『午前0時のパン屋さん』の制作について話を伺った。 ■作者・526さんの創作背景とこだわり ――「午前0時のパン屋さん」を創作したきっかけや理由があればお教えください。 夜に開いているパン屋さんは見かけたことないなと思ったのがきっかけです。 パンが好きなので夜に焼き立てのパンが食べれたら嬉しいなという願望でもあります。 ――「午前0時のパン屋さん」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか? とにかくパンを美味しく見えるように描きました。「ピザトースト食べたくなった!」と感想をもらえたことがとても嬉しいです。 ――今作は、台詞がなくても分かりやすく思わず見入ってしまうストーリー展開が魅力ですが、あえて台詞をつけなかった理由などございましたらお教えください。 言葉を紡ぐことが得意じゃない(説明臭くなってしまう)のでセリフなしで描いております。 言葉が分からなくとも絵でストーリーが伝わるように努めています。 ――普段ストーリーやキャラクター設定はどのような所から着想を得ることが多いでしょうか? 最近は「印象だけで終わらせない」を目標にキャラクター設定を考えています。例えばいつもニコニコしている人が飲み込んでいる言葉を想像したり、いつも人と一緒にいる人が一人の時はどこへ足を運んでいるか考えたりしています。 ――526さんの今後の展望や目標をお教えください。 駅に貼ってあるような旅のポスターを描きたいです。旅に思いをはせるようなイラストが描けるように努力したいです。 ――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。 いつもイラストや漫画を見ていただきありがとうございます。いただいたコメントはいつも励みになります。 これからもちょっとクスっと笑えるような、一瞬でも気分が晴れるようなイラストを描き続けていきたいです。
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