世界3位の全豪OP女王サバレンカ 肩負傷でウィンブルドン棄権「ベストを尽くしたが」<女子テニス>
ウィンブルドン
女子テニスで世界ランク3位のA・サバレンカは1日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、肩の負傷によりウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を棄権することを発表した。 【大坂 なおみ、シフィオンテクら ウィンブルドン組合せ】 26歳のサバレンカは今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で大会連覇を達成。キャリア通算で14個のシングルストロフィーを掲げてきた。 しかし、芝シーズンでは先月22日に行われたエコトランス レディース オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)準々決勝でA・カリンスカヤと対戦した際、肩付近の負傷の影響で途中棄権。その後療養しロンドン入りした。 ドロー表には第3シードとして名を連ねたサバレンカだが大会前には1回戦の出場に関し不透明であると表明。そして大会が開幕したこの日、自身のSNSで棄権を発表した。 「今年のウィンブルドンに出場できないことを皆さんに伝えなければならないのは心が痛みます。準備のためにあらゆることを試みましたが、残念ながら肩の調子が良くないです。今日の練習で限界まで追い込みベストを尽くしましたが、チームからは出場すれば状況がさらに悪化するだけだと説明されました」 「このトーナメントは私にとってとても大切なものであり、来年はこれまで以上に強くなって戻ってくることをお約束します」 なお、サバレンカの代わりにはラッキールーザーで世界ランク101位のE・アンドレーワが入り、同107位のE・ベクタス(アメリカ)と対戦する。
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