ヘンリー王子とメーガン妃、ネットいじめについて声明を発表
現地時間1月31日(水)にアメリカの上院司法委員会でSNSと児童の性的搾取に関する公聴会「Big Tech and the Online Child Sexual Exploitation Crisis」が開かれ、SNSが若者に及ぼす影響やネット空間での子どもたちの安全を守るためのヒアリングが行われた。ネットのいじめで亡くなった子どもたちや、ヌード写真の流出などの被害を負った若者の親が働きかけた結果開催されたもの。メタのCEOのマーク・ザッカーバーグやスナップチャットのCEOエヴァン・シュピーゲルらが出席、親たちの訴えに耳を傾けた。 【写真】「メーガン妃と衣装がかぶっちゃいました」セレブ12名とメーガン妃のシンクロコーデ集
この公聴会の後、ヘンリー王子とメーガン妃が自分たちのホームページに声明を発表している。王子と妃も以前から自分たちもネット上のいじめの標的にされてきたと主張している。
「私たちは、この公聴会を実現させた全国の何千人もの保護者の勇気と決意を称賛します」と王子と妃。「ここ数年、私たちはこれらの家族の多くと一緒に過ごし心の痛みや、ネット空間で緊急に必要とされている変化を望む彼らの声に耳を傾けてきました。今日の公聴会で見られたように、これは分断や党派を超えた問題なのです」。これまでネット上の安全問題に取り組んできたことをアピールしている。「どんなにいい子育てをしていても、こういったSNSのプラットフォームから子どもたちを守ることはできません」。SNS側や政府側の対応が必要だと訴えた。
昨年10月に開催したメンタルヘルスに関するフォーラムでも被害者の親たちの体験談を聞いていた王子と妃。ホームページではその様子をシェアしている。2人は親たちから寄せられた意見をもとに、ネット上の安全を守る施策について政治指導者たちに提案をしているそう。親たちの言葉を引用し声明を締め括っている。「子どもたちの安全を守るために根源から必要な変化を起こすときです」。
リリベットの命名問題や新作映画のジャマイカプレミアへの出席など、ここのところ物議を醸し続けてきた王子と妃。今回の声明で社会派セレブとしての存在感を発揮できるのか英米マスコミの目が集中している。