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【04月14日 KOREA WAVE】ソウル市江東区のマンションの入居者から手抜き工事に対する不満が相次いでいる。手抜きの指摘は入居開始以前からあり、入居比率はいまだ50％に達していない。 同マンションは同区高徳江（コドク）に建設された6棟780世帯規模。ソウル住宅都市公社が2019年に公募で事業者を選定した。 マンションの補修対策委員会によると、入居者たちは昨年末、施工した建設会社に6万5848件もの補修を申請した。このうち6万3360件が補修されたと報告があり、マンションは1月に使用承認と竣工承認を受けた。 1月末に入居が始まったが、マンションの随所に手抜き工事の跡が残っていると入居者たちは主張する。対策委は263件にのぼるリストを作成。外観と内部材の欠陥、漏水、暖房機障害、共用ベランダの排水口の未施工など指摘は幅広い。 対策委関係者は「不良箇所が多すぎて、ほとんどすべての世帯が床と天井を新しく取り外して工事する必要がある」と話した。 江東区も対応に乗り出した。関係者は「急を要する補修を早くやるよう建設会社に要請した。これ以上問題が発生すれば行政処分もありうる」と説明する。建設会社の関係者は「入居者が提起した問題をきちんと処理する」と話している。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News