世界9位サッカリ 上位定着支えたコーチと6年で別れ、最高世界ランクは3位を記録<女子テニス>
SNSで報告
女子テニスで世界ランク9位のM・サッカリ(ギリシャ)は15日、約6年間をともにしたコーチのトム・ヒルとコーチ関係の解消を発表した。 28歳のサッカリはこの6年間でツアー2勝をあげたほか自己最高の世界ランク3位を記録。2021年からはトップ10常連となり約2年6ヵ月を過ごしている。 サッカリはSNSで「トム、コート内外でのサポート、そして初日から私を信じてくれてありがとう。私たちは一緒に成長し、あなたはすべてが可能であることを私に気づかせてくれた。私をより良いテニスプレーヤーにしてくれただけでなく、より良い人間にもしてくれた。いつも私のためにベストを尽くしてくれて、いつも私の背中を押してくれてありがとう!あなたのキャリアの次の章でも頑張ってください」とコメント。 また、ヒルもSNSを更新し「6年間一緒に素晴らしい時間を過ごしてきたマリアと僕は、プロとしてのパートナーシップを終えることになったが、これからも親しい友人であり続けるだろう」とつづっている。 昨年9月のグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)で自身最大のタイトルを獲得したサッカリだが、昨シーズン後半から今シーズンにかけては世界ランクトップ30の選手に8連敗を喫するなど上位選手に勝てていない状態でコーチとの別れとなった。