【J1最終順位】全日程終了 横浜FCはJ2降格 大迫勇也&アンデルソン・ロペスが得点王
サッカー明治安田生命J1リーグ第34節の9試合が3日に開催され全日程が終了。前節J1初優勝を飾った神戸はG大阪に勝利し勝ち点を71まで伸ばしました。J2降格にあたる最下位となったのは横浜FC、最終戦で鹿島に敗れJ1残留ならず。1年でのJ2降格となりました。得点王には、22得点で大迫勇也選手(神戸)、アンデルソン・ロペス選手(横浜FM)の2人に決定。共にJ1でのキャリアハイを残す得点数で初めての得点王に輝いています。 【画像】昇格プレーオフを制し来季J1復帰となった東京ヴェルディ また優勝の神戸はアジア最高峰の戦い2024/25のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場が決定。2位横浜FMはACLE、またはAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)へのどちらかに参加、そして3位広島はACL2の出場の可能性も残しています。横浜FMと広島の大会出場のゆくえは、現在開催されているAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24の結果に左右されます。出場している川崎F、浦和、甲府のいずれかのJクラブが優勝した場合は、ACL優勝JクラブがACLE出場。そして横浜FMがACL2に回り、広島はACL2に出場することはできません。
浦和2-0札幌(札幌ドーム)
◆得点者【浦和】アレクサンダー・ショルツ、中島翔哉 長年日本代表でも活躍したMF、44歳小野伸二選手(札幌)の現役ラストマッチ。スタメン出場すると22分間プレー。最後は、札幌とプロ生活を始めた浦和の両チームのサポーターから大きな拍手が送られ交代、笑顔で現役生活の幕を閉じました。試合は今夏に加入した浦和・中島翔哉選手が素早い反転からの鮮やかな移籍後初ゴール。最終戦で4試合ぶりの勝利を飾った浦和、シーズン4位でリーグ戦を終えました。
鹿島2-1横浜FC(県立カシマサッカースタジアム)
◆得点者【鹿島】鈴木優磨、松村優太【横浜FC】カプリーニ 最終戦で勝利がJ1残留への最低条件だった横浜FC。わずかなJ1残留に望みをつなぎたいところでしたが、前半に鹿島に2得点を許し苦しい展開を強いられます。後半カプリーニの豪快な左足でのシュートで1点を返しますが、勝利には結びつかず。横浜FCは2年ぶりのJ1挑戦も最下位。目標としていた残留はかなわず、1年でJ2降格となりました。一方の鹿島は9月以来となる7試合ぶりの勝利、5位でシーズンを終えています。