【大学野球】 東大・大原海輝が3ランを含む4安打5打点と大爆発
◆東京六大学野球春季リーグ戦第2週第2日▽明大13―8東大(21日・神宮) 21点を奪われた1回戦に続き、2試合連続で2ケタ失点となった東大だが、打線は明大の4投手に対し12安打8得点。なかでも目立ったのは、4安打5打点をマークした5番・大原海輝右翼手(3年=浦和)だ。 1回表2死二、三塁での第1打席で、明大の先発・浅利太門投手(4年=興国)のストレートを捉えると、打球は大きなアーチを描いて左翼席へ。打った瞬間に本塁打と分かる、豪快な一打だった。 「真ん中高めの真っすぐ。浅利投手の直球はすごくいいので、それをはじき返したいと狙っていました」と大原。その後の打席ではセンターから逆方向に打ち返して安打を重ねた。 前日の1回戦の9回に代打で起用されてリーグ戦初安打を記録。大久保裕監督(66)は「オープン戦でも長打を打っていました。体は大きくないけれど(170センチ、75キロ)、けっこういい打球を飛ばすんです」と勢いに乗っての活躍を喜んでいた。
報知新聞社