真剣にレースを見つめる上田晋也

　12月22日におこなわれた有馬記念は、戸崎圭太騎手が騎乗した「レガレイラ」が鼻の差で勝利を収めた。3歳牝馬の勝利は、同レースで64年ぶりだ。日本中の競馬ファンが中山競馬場に集う中、ある大物MCも姿を見せていてーー。 有馬記念を観戦する上田晋也、忽滑谷アナ、赤星【写真】 「くりぃむしちゅーの上田晋也さんがいたんですよ。上田さんは『Going! Sports＆News』（日本テレビ系）の撮影で、元プロ野球選手・赤星憲広さんと、同局の忽滑谷こころアナとパドックの2階席にいました。一般客に混ざっていたのですが、上田さんに気づく観客が多かったです。本人は、渋い顔をしながら共演者とレースの予想をしていました」（居合わせた客） 　上田は1番人気のクリストフ・ルメール騎手が騎乗する「アーバンシック」を選択したが、惜しくも6着。悔しさを滲ませる様子は同番組でも放送された。“競馬運”は微妙でも、“仕事運”は絶好調だと語るのは芸能ジャーナリストだ。 「現在、『Going！Sports＆News』をはじめとして、11本ものレギュラーを抱える上田さんはピンでの仕事も多く、テレビで目にしない日はほぼないですね。なかでも、日本テレビでのレギュラーは7本を占めており、同局で圧倒的な存在感を見せています。2024年の『24時間テレビ』では初の総合司会を務めており、培ってきたMCとしての力量を発揮していました」 『ORICON NEWS』が毎年1月に発表する『好きな司会者ランキング』では2024年に圏外から10位にランクイン。民放キー局のうち、テレビ東京とTBS以外でレギュラーを持つ上田は全局制覇の可能性もあるという。 「かつてTBS系列では、2017年から2年間『上田晋也のサタデージャーナル』という冠番組を持っていましたし、テレビ東京では特番の出演もあります。芸人のMCといえば、明石家さんまさんやダウンタウンさんが一世風靡してきましたが、明石家さんは、24日の『明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー』（フジテレビ系）で声帯の不調により一時は引退を決意したと明かし、ダウンタウンの松本人志さんは性加害問題で休業中。 　松本さんの番組は、千鳥などが代役を務める形で番組を保っていますが、改編で打ち切りになってもおかしくない状況です。まさに、世代交代にさしかかっているわけですが、上田さんのGP（ゴールデン・プライム）帯レギュラー番組のギャラは1本大体100～200万円と言われており、明石家さんや松本さんに比べると制作費は抑えることができる。それに加えて、トークやクイズ、情報番組まで多様なジャンルに対応できる上田さんは、制作サイドとしても重宝されるでしょう。“松本さんの開けた穴”を埋める形で今後、民放全局でレギュラーMCを持つなんてこともあるかもしれません」（同前） 　テレビ界のGI制覇だ！