<解説>どうなる?「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO」 「DESTINY」“後の物語”
人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの新作「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO」が制作されることが話題になっている。「機動戦士ガンダムSEED」シリーズは、「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が制作されてきた。「SEED FREEDOM ZERO」は、「SEED DESTINY」の“後の物語”で、「SEED FREEDOM」の前日譚になるという。新作は一体どうなるのか? 【写真特集】「SEED FREEDOM ZERO」どうなる? 福田監督が明かす! ビジュアルも
◇企画自体は以前から存在していた
「SEED FREEDOM ZERO」の制作は11月1日、グランドシネマサンシャイン池袋(東京都豊島区)で開催された「SEED FREEDOM」の特別版の舞台あいさつで発表された。
福田己津央監督は「僕の作業はほぼ終わっています。なぜかというと、20年前に作っていたから。企画として、映画(SEED FREEDOM)をやるにあたって『MSV』のような展開をオファーいただいていた。シナリオはできていた。絵コンテが半分くらい。最古のコンテは20年前です」と企画自体は以前から存在していたことが明かされた。
元々、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)として企画されたが、現在は「媒体は未定」という。お蔵入りしていた企画だったが、「SEED FREEDOM」のヒットを受けて、制作されることになった。
福田監督によると、「SEED FREEDOM」のキラとラクスの砂浜のシーン、最初の戦闘シーンは、「SEED FREEDOM ZERO」のコンテにあったものを“移植”したという。
◇フリーダム強奪事件が話題に
「SEED FREEDOM」は、「SEED DESTINY」の2年後のC.E.(コズミック・イラ)75が舞台となっている。「SEED DESTINY」の“後の物語”ということは、2年の間に起きた何らかの物語になる。