井上尚弥戦へ臨戦態勢!? ネリが公開した“遅すぎる”ミット打ちに懸念の声噴出「イノウエの餌食だ」「勝てると思ってる？」
迫る大一番に向け、準備は重ねている。ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者である井上尚弥（大橋）との対戦が有力視される元世界2階級王者のルイス・ネリ（メキシコ）だ。 【動画】井上尚弥戦に向けて不安の声も ネリが公開したミット打ちをチェック 昨年11月にWBC年次総会で指名挑戦者として認められていたネリ。現地時間1月24日には、米スポーツ専門局『ESPN』など複数の海外メディアが、井上と今年5月6日に東京ドームで対戦するとすっぱ抜き、29歳のメキシコ人戦士に対する注目度も上がっている。 そうした対戦ムードが高まるなかでネリは自身のX（旧ツイッター）に、ミット打ちの連打を行う練習動画を公開。ファンからまさかの危機感を煽られる事態に至っている。 余裕の笑みを浮かべながらのラッシュだった。トレーナーが持つミットに向かった“悪童”は、身体を左右に振りながらパンチを連打。タイミングや出し方を確かめるように繰り出していった。 ただ、そのスピードはお世辞にも速いとは言い難い。まだここからギアを上げていく段階なのだろうか。いずれにしても井上とはキレの差を感じさせる動画だっただけに、Xにはファンから否定的な反響が相次いだ。 無論、「日本で名をあげろ」「いけ！ お前は世界チャンプになれる」といった好意的なコメントがなかったわけではない。しかし、それ以上に悪目立ちしたスピードの遅さに懸念を示すファンは少なくなく、「眠ってるのか」「スローモーションの撮影？」「私には見えた。イノウエの左フックでダウン」「これじゃ“モンスター”イノウエの餌食だ」「遅すぎる」「こんな動きで勝てると思っているのか？」と辛辣な意見が殺到した。 もっとも、ボクシングに「絶対」はない。目下3戦連続KO勝ちを収めているネリの連打を受ければ、さしもの井上でも苦戦は必至だ。 残すは正式発表のみとされている両雄の対戦はいかなる決着を見るのか。早くも臨戦態勢を整えつつあるネリを、“絶対王者”である井上がいかに迎え撃つかが注目される。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
