銀次さん（中央）から外野でうまく捕球する方法を教わる児童ら

　奥州青年会議所（JC、高橋健太郎理事長）主催の野球教室は21日、奥州市の水沢公園野球場で開かれ、プロ野球・東北楽天イーグルスのアンバサダーを務める銀次さん（普代村出身、盛岡中央高出）が小学生に打撃や守備を指導した。銀次さんは「野球をもっと好きになって、プロ選手を目指して」と呼び掛けた。 　市内外から小学生約50人が参加。保護者や同JC会員が協力した。 　銀次さんはキャッチボールやトスバッティングなどを指導。内野手と外野手に分かれて行われたノックでは、内野手にゴロ捕球のこつなどを教え、「（右利きの人は）グラブを地面の近くに構え、右足の前でボールを受け取ると、一塁に早く送球できるようになる。練習を重ねて上達してほしい」と語った。打撃ではテークバックの形と素振りの大切さを説いていた。