綾瀬はるか報知映画賞で大人の魅力も映画は“大コケ” ’24年『ぎぼむす』で好スタート切れるか!?
’23年12月11日、「報知映画賞2023」の授賞式が行われ、主演女優賞に輝いた綾瀬はるか(38)が登壇した。 【美しくてかわいくてエレガントで...】すごい!大胆な背中とあどけない表情のギャップが素敵すぎる綾瀬はるか 胸元から背中が大胆に露出した黒いドレスで現れた綾瀬は緊張した面持ちで、 「(映画を)観ている方の心を揺さぶられるような、そんなひと時をお届けできるよう、この日を胸に励んでいきたいと思います」 と語った。まさに主演女優賞にふさわしい風格と相変わらずの美貌で会場を魅了したが、業界内での評価は手厳しい。 「木村拓哉(51)とのW主演で織田信長の妻役・濃姫を演じた『レジェンド&バタフライ』、そして、本格スパイ映画として、激しいアクションシーンを見せた『リボルバー・リリー』の二作品が評価されての受賞となりましたが、どちらも興行的には”大コケ”と言われても仕方がない。特に、『リボルバー』は、ヒットメーカーの行定勲監督作品で上映館も多く、大ヒットが期待されましたが、残念な結果となりました。 テレビドラマも’22年4月期に主演した『元彼の遺言状』(フジテレビ系)を最後に出演がありません。挽回を期して’23年に出演した映画二作品がどちらも少し残念な結果になってしまったことで、今後が不安視されています」(映画雑誌記者) その一方で、’23年、女優としての評価を最も挙げたのが報知映画賞で新人賞を受賞したアイナ・ジ・エンド(29)だ。 ‘23年6月に解散した「楽器をもたないパンクバンド」のキャッチコピーで多くのファンを魅了したガールズグループ『BISH』のボーカルとして人気絶頂の中、岩井俊二監督に声をかけられて、映画『キリエのうた』で初出演、初主演。歌うことでしか声を出せない女性・Kyrieを演じたことが評価された。 「授賞式には、全身ピンクのドレスで登場し、普段のクールなイメージとは異なった可愛らしい雰囲気でしたが、アイナは慣れない場にド緊張していました。サプライズで岩井監督が登場し、花束を渡されると一気に緊張がほぐれた様子でしたね」(スポーツ誌カメラマン) アイナは、 「監督に見つけていただいて、拾っていただいて、初めて映画に出させていただきました。(演技は)すごく拙(つたな)いものだったけど、自分の中からにじみ出てくるものを浄化させてくれました」 と感謝の言葉を述べ、会場を沸かせた。 「授賞式での貫禄やオーラは綾瀬の方が断然ありましたが、’23年の活躍という意味では、アイナに軍配が上がります。勢いの差というものを感じずにはいられませんでした」(前出・映画雑誌記者) そんな綾瀬だが、’24年1月2日放送の『義母と娘のブルースFINAL』(TBS系)に出演する。このドラマは、’18年7月期に放送され、世帯平均視聴率14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、綾瀬の当たり役となった。これまで、’20年、’22年の新春にスペシャル版が放送され、いずれも高視聴率を記録している。 「綾瀬演じる堅物のキャリアウーマンが、娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚。畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走する姿を描いた同ドラマは彼女の当たり役となりました。 娘役の上白石萌歌(23)も今では主役を張る女優になり、タイトルにある通り、これがシリーズ最終作になります。ここで確実に高評価を得て、綾瀬が健在であることをしっかりアピールしてほしいですね」(テレビ誌記者) 果たして綾瀬は、幸先の良いスタートが切れるだろうか。
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