【新日本・BOSJ】王者SHOが初黒星 KUSHIDAに不覚「クソが…YOHの補欠の分際でよ」
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」13日後楽園大会のBブロック公式戦で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がKUSHIDA(41)に敗れ、初黒星を喫した。 「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のメンバーとして上半期のIWGPジュニア戦線を荒らしまわった王者は、BOSJでも傍若無人そのもの。この日の試合前には「KUSHIDAさんってYOHの補欠ですよね? ということは、このBOSJに出れたのも俺のおかげですよね? 勝ち点2くださいよ」と無気力試合を持ちかけたが、KUSHIDAの怒りを勝って左腕への集中砲火を浴びる。 ならばとセコンドの高橋裕二郎を介入させ、レフェリーの目を盗んでの急所攻撃を繰り出したSHOだったが、ショックアローを狙ったところで落とし穴が待っていた。これを回避したKUSHIDAに腕をクロスされたままジャックナイフ式エビ固めで丸め込まれ、そのまま3カウントを奪われてしまった。 納得がいかずに試合後のリング上では裕二郎とともにKUSHIDAに暴行を加えたが、ケビン・ナイトが救出に訪れたため未遂に。ついに天罰が下ったSHOだがバックステージでは「クソが…YOHの補欠の分際でよ、最後はお仲間連れてセコイことやってんじゃねえクソッタレが。俺を誰だと思ってるんじゃ。チャンピオンやぞ。俺が(4月両国大会で)YOHを秒殺しなかったら、お前はこのリングに立ててねえんだコノヤロー」と憎まれ口を連発。 「次は誰や? 名前も出てこねえな(注・ニンジャ・マック)。次の相手にこのチャンピオンの強さを思い知らせてやる。分かったか。格が違うんだよ」と吐き捨てて控室へ消えていった。
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