「絶対に違う」ペップ、マンU元主将の“ハーランドは4部レベル”発言に反論!「ゴルフやテニスのような個人競技ではない」
良くも悪くも常に注目を集める絶対エース
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、現地時間4月3日に開催されるアストン・ビラ戦を前に記者会見に出席。批判を浴びるアーリング・ハーランドについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。 【動画】そこで空振り?頭を抱えるしかなかったハーランドのお粗末なミス 23歳のノルウェー代表FWはシティ加入1年目の昨季、公式戦53試合で52発を叩き込み、プレミアリーグ3連覇と、チャンピオンズリーグ初制覇を含む3冠に大きく貢献した。 今季も得点を重ねてはいるものの、大爆発した前年に比べれば、ペースが鈍化。直近のアーセナル戦(0-0)では、空振りで決定機を逃すなどし、マンチェスター・ユナイテッドの元主将ロイ・キーン氏から「ヘディングやゴール前でのプレーは世界一だと思う。しかしプレー全般があまりにお粗末で、ほとんどリーグ2(4部)の選手のようだ」と糾弾された。 グアルディオラ監督は会見の場で、このキーン氏の発言を真っ向から否定。「彼の意見には同意できない。絶対に違う。アーリングは世界最高のストライカーだ」と断言した。 「より多くのチャンスを作れなかったのは、アーリングのせいではない。我々はファイナルサードでもっと人数をかけての存在感が必要だ。アーセナルとの試合を見直したところ、ファイナルサードで人数が不足していた。 アーリングは別格だ。彼のスタンダードは信じられない。人々は全てを期待している。『ああ、もっと良くなるはずだ』と言える試合もあるが、チャンスがなかったのは、アーリングのせいではない。彼には誰もが知っているような特別なクオリティがある。まだ23歳で、さらに成長するだろう」 稀代の名将はまた、「今季のハーランドはプレミアリーグのトップ5相手に1ゴールしか決めていない」と指摘された際には、こう語った。 「ミスもあれば、サポート不足もある。時には監督の判断、敵が本当に上手い時もある。多くの理由がある。フットボールでは理由は1つではない。本当に様々だ。成功する時もしない時も、色々な理由があるんだ。チームスポーツだからね。ゴルフやテニスのような個人競技ではない。誰もが他の選手を必要としている」 良くも悪くも常に注目を集める絶対エース。だからといって、ひとり戦犯扱いされることが、指揮官は我慢ならないようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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