岡山県警から出向の元警視正が勾留中に自殺 広島県警が危機意識不十分として警察署長ら処分【岡山】
岡山県警から出向していた元警視正が勾留中に警察署の留置施設で自殺した問題で、広島県警は、巡回での確認不足や自殺に対する危機意識が不十分だったとして、署長などに対し本部長注意などの処分したと発表しました。 岡山県警から出向していた中国四国管区警察学校の元警視正は女性に性的暴行をした疑いで逮捕・起訴されていて、2月17日、広島中央警察署で勾留中に自殺を図り死亡しました。 広島県警によりますと留置担当の警察官は元警視正が死亡した当日の巡回で目視確認を怠ったり、1か月前に元警視正が普段とは違う大声を出すような行動があったものの、上司へ報告せず、自殺の兆候がないと過小評価していたということです。 広島県警は、広島中央警察署の署長などを本部長注意などの処分としました。
岡山放送