ドルトムント戦先発出場のボルシアMG板倉に現地紙高評価 「デュエルではチームでベストの戦士」
守備で奮闘
7日(現地時間)、ボルシアMGはブンデスリーガ第13節でボルシア・ドルトムントと対戦し、1-1で引き分けた。 伝統のボルシアダービーで日本代表DF板倉が存在感発揮 ドルトムントをホームに迎えてのボルシアダービーとなったこの試合で、ボルシアMGは64分に先制点を許す。ドルトムントのジェイミー・バイノー・ギッテンスがドリブルで左から中央にカットインし、最後は右足を振り抜くと、放たれたシュートはクロスバーに当たった後にゴールへ。ドルトムントがギッテンスの個人技で均衡を破った。 しかし、71分にボルシアMGのコーナーキックの際にティム・クラインディーンストがドルトムントのラミー・ベンセバイニに倒され、VARの結果ボルシアMGにペナルティキックの判定。これをケヴィン・シュテーガーが確実に決めて試合を振り出しに戻す。結局試合はこのまま1-1のまま終了となり、両チームとも勝ち点1ずつを分け合うドロー決着となった。 ボルシアMGの日本代表DF板倉滉はこの試合に先発フル出場を果たし、序盤からドルトムントのエースストライカーであるセール・ギラシと対峙。要所でピンチの芽を再三にわたって摘み取り、仕事をさせなかった。 この板倉の活躍をドイツ紙『Bild』も評価している。同紙は試合後にボルシアMGの選手達を6段階評価(1が最高、6が最低)で採点した記事を掲載。板倉については、「デュエルではチームでベストの戦士であり、常に危ない場面で存在感を放っていた。素晴らしい試合だった」との寸評を掲載し、チーム最高となる評価点2を与えている。
構成/ザ・ワールド編集部