「人間の色」を表現 “ブドウ寺”で染色作家の作品展 国宝・薬師堂に「八重の桜」も 山梨
YBS山梨放送
「ブドウ寺」とも呼ばれる甲州市勝沼町の大善寺で、地元出身の染色作家・古屋絵奈さんの作品展が行われています。 【写真を見る】「人間の色」を表現 “ブドウ寺”で染色作家の作品展 国宝・薬師堂に「八重の桜」も 大善寺で始まったのは甲州市出身の染色作家・古屋絵菜さんの作品展「色に染まる.」です。 約20点の作品が山門や境内のほか、厳かな本堂の中にも飾られています。 荒木キャスター 「国宝・薬師堂には古屋絵菜さんの代表作『八重の桜』…幅はおよそ8mと壮大で花の美しさに圧倒されます」 これまで、花をモチーフにするなど自然を描くことが多かった古屋さんですが、今回は自然を通して見た「人間らしさ」の表現に挑戦したといいます。 染色作家 古屋絵菜さん 「人間は生まれたときは色がないと思うが、育っていく環境によって個性が出て色が付いていく。そういった意味で今回は『色に染まる』(をテーマにした)。調和された空間を楽しんでいただければと思う」 作品展は12月1日までです。