八冠達成たたえる垂れ幕 地元・瀬戸市、祝福ムード
将棋で史上初の八大タイトル独占を果たした藤井聡太八冠(21)の地元・愛知県瀬戸市では、対局から一夜明けた12日も祝福ムードに包まれた。市の公共施設やカフェでは、垂れ幕や記念メニューを用意して快挙をたたえた。 特産である焼き物の博物館などが入る複合施設「瀬戸蔵」では、川本雅之市長のかけ声とともに、建物内の吹き抜けに「祝・史上初 八冠達成」などと書かれた約12メートルの垂れ幕が掲示された。 4歳の長男と訪れた同市の主婦(30)は対局を振り返り「若いのに常に冷静。どんな子育てしたんだろう。息子にも将棋を指してほしい」と話した。