「まだまだ元気」→油断禁物…本人が思うよりかかる『高齢者の道路横断時間』警察の“実験”で分かった危険性
死亡事故を防ぐために、高齢者自身も命を守る行動が大切です。 愛知県警交通総務課の松井拳警視: 「近くに横断歩道があれば、必ず横断歩道を利用していただきたいと思います。横断歩道がなく、どうしても道路を横断しなければいけない時でも、中央付近まで行った時、もう一度左右の確認をしていただいて、交通事故に遭わないように気をつけていただきたい」
■命を守るために…高齢者の意識向上を
高齢者の多い道路横断中の死亡事故ですが、愛知県警が65歳以上の高齢者で「横断歩道を使わないことがある」という人に理由を聞いたところ、「遠いから」が46%、「いつも使う道だから」が32%、「待つのが嫌」7%などの回答がありました。
横断中の死亡事故を減らすためには、ドライバーだけでなく歩行者側の高齢者も、交通安全への意識を高める必要があります。