さよなら「晴星(はれぼし)」 星空PRのラッピング列車、3月15日にラストラン しなの鉄道
しなの鉄道(上田市)のラッピング列車「晴星(はれぼし)」が車両更新のため15日で運行を終える。浅間山、八ケ岳、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のパラボラアンテナをイメージしたデザインが星空のイラストとあしらわれ約2年半、観光客らを運んできた。10日午前9時40分から軽井沢駅(軽井沢町)でラストランセレモニーを行う。 【写真】「晴星」の出発式(2021年9月) 長野県が佐久地域の星空をアピールしようと協力を依頼。地域の晴天率の高さにちなんで名付けた。人気の高い115系の車両1編成(3両)に夜空をイメージさせる紺を施し、2021年9月から軽井沢―妙高高原(新潟県妙高市)間で定期運行してきた。 セレモニーではホームに停車した晴星と記念撮影ができる。限定グッズとしてヘッドマークをデザインしたステッカーを、午前10時50分発の晴星に乗った人には記念乗車証明書を贈る。予約不要。 15日の最終運行は午後7時長野発、同44分上田着予定。