錦織圭、2018年準Vのウィーン大会に主催者推薦で出場!トップ10が4名出場し激戦必至【テニス】
錦織圭が6年ぶりにウィーン大会に出場
10月21日に開幕する男子ツアー「エルステバンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/ATP500)は、錦織圭(ユニクロ/世界ランク143位)にワイルドカード(主催者推薦)を与えることを発表した。 【動画】ジャパンオープンで錦織圭が切れのあるショットで観客沸かせたラリー 34歳の錦織は、今季前半は試合を重ねることができなかったものの、パリ五輪以降は8月のATPマスターズ1000モントリオールで当時世界ランク11位のステファノス・チチパス(ギリシャ)を破るなどの活躍を見せて8強入りした。 その後もツアー下部のチャレンジャー大会や男子国別対抗戦「デビスカップ」に出場し、6年ぶりの出場となった「木下グループジャパン・オープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)でも準々決勝に進んでいる。 ウィーン大会の出場は、2018年以来6年ぶり2度目のこと。2018年大会では、1回戦でフランシス・ティアフォー(アメリカ)、2回戦でカレン・カチャノフを破ると、準々決勝では地元オーストラリアのドミニク・ティエムを撃破。準決勝でミハイル・ククシュキン(カザフスタン)を下し、決勝ではケビン・アンダーソン(南アフリカ)に敗れて準優勝となっている。 今回の出場に当たり、トーナメント・ディレクターのヘルヴィヒ・シュトラカ氏は、「錦織圭は、今でもテニス界のスーパースターで、日本では絶対的な人気を誇っている。この数週間で調子が上がっていることは明らか。彼の出場は大会の関心をさらに高めるだろう」と述べている。 出場予定選手には、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)、ダニール・メドベデフ(同5位)、アレックス・デミノー(オーストラリア/同9位)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/同10位)といった4人のトップ10が名を連ねている。また、2019年大会覇者で、今大会での引退を発表している元世界3位のティエムもワイルドカードで出場する。
Tennis Classic 編集部